書籍紹介

榎本楠紀(えのもと・くすき)

【漢方薬剤師・草漢堂グループ代表】

複数の薬局勤務を経て、2010年草漢堂薬局に入局。2016年草漢堂薬局を継承。
2017年くすのき漢方薬局、漢方明昭堂を開局。
現在、草漢堂薬局ほのぼの調剤、草漢堂薬局・安城店、草漢堂はり・きゅう院を含めて5店舗を運営。
東海漢方協議会理事を10年歴任し、52期・53期は理事長を務める。
一般社団法人日本漢方交流会理事。

【榎本コメント】

草漢堂グループでは東洋医学を幅広く利用して日々多くの患者様のお悩み、ご相談に応じております。
漢方にも色々な考え方がありますが、その中でも草漢堂の漢方の特色となります何らかの滞りを改善すると多くの疾患が良くなる可能性がある事について約10万件の相談から教えていただいた事を誰でも気軽に読める形でお伝えしたく、書籍にさせていただきました。
種々の疾患、体調不良でお悩みの方のささいなものかもしれませんが、体調、人生が変わる何かお力になれれば思っております。

【著書紹介】

薬膳が「新語・流行語」にノミネートされました。
いま、薬膳や漢方がブームになっています。

ところで、西洋医学と東洋医学の違いをご存知でしょうか。
西洋医学は「抑える」ことが得意です。痛みが出たら、神経を遮断して、炎症などを薬で抑えます。鎮静剤や解熱剤のように症状を鎮めることに長けています。

例えば、あなたに頭痛があったとしましょう。
痛みが頭痛薬で抑えられると、一見治ったかのように思うかもしれません。
しかし、痛みが起こるということは、本来、体から何らかのサインが送られているのです。
それを無視して抑え込んでいるだけで、根本原因がなくなったわけではありません。

いっぽう、東洋医学は「流す」が得意です。
東洋医学では、痛みが起こるのは、何かが滞っていると考えます。
滞りを流すことで、根本的に治していくのです。

「疲れているのにぐっすり眠れない」
「気分がうつうつとする」
「耳鳴りやめまいがする」
こういった悩みは「抑える」より「流す」ほうが改善に向かう、と語るのが著者の漢方薬剤師。

本書では、熱・水分・感情などといった、余分に滞りやすいものの流し方を19個、紹介しています。
「流す」といっても、むずかしいことは何もありません。
「おしゃべりをする」「ハト麦茶を飲む」「根菜の味噌汁を摂る」など、生活に簡単に取り入れられるものばかりです。

高血圧、アレルギー、便秘、不妊症、更年期障害、不安症などが「流す」ことで改善した症例も掲載。
本書を参考に、「流す」ことを習慣にして、心と体を整えていただければ幸いです。

【目次】

  • PART 1 女性はなぜ「溜まりやすい」のか
  • PART 2 スマホが犯人!? 現代人は溜まりやすい
  • PART 3「流す習慣」で不調が消えていく
  • PART 4「流す食生活」で不調が消えていく
  • PART 5 「体」と「心」の基本のタイプを知ろう